こんにちは、メリアルームの西井です。
ジメジメとした気候が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は2度目の開催となった研修についてのご紹介です。昨年に続き、今回もお取引きいただいている企業様へお伺いし、実際にモノづくりをしている工場見学をさせていただきました。
前回は美濃焼で有名な岐阜県多治見市、今回は多くのパッケージを手掛けている業者様のある長崎県東彼杵郡波佐見町へお伺いしました。
長崎県東彼杵郡波佐見町は、佐賀県有田町と隣り合う県境に位置していることもあり、現在は日用和食器の出荷額は全国3位の「波佐見焼」が作られています。普段何気なく使用している食器の中に波佐見焼もあるかもしれませんね。
そんな波佐見焼を全国へ配送する際に、梱包用の段ボールなど梱包用品を制作をしたことがきっかけで、今回の研修先である箱作りの会社「岩嵜紙器」さんは誕生したそうです。
岩嵜紙器さんは、メリアルーム創業当初から長くお付き合いいただいていて、昨年の弊社１０周年の際には、１０周年ギフトのオリジナルボックスも手掛けてくださいました。
メリアルームのアートフラワーギフトに無くてはならないオリジナルギフトボックス、それらを一から作り出している「ものづくりの現場」を今回は見学させていただきましたので、早速ご紹介をさせて頂きます。
今回はメリアルームの人気ギフトである「１本バラのボックス」と「LoveBook」の制作風景を見学させていただきました。私が特に印象に残ったのがLoveBookの制作風景です。
LoveBook商品が誕生したのは約7年前。メリアルーム社内でも、当時LoveBookの商品企画はとても大変だったと有名ですが、それはとても難易度の高い専用ボックスを企画したから。商品の完成に至るまで、何度も何度も改良を重ねたそうです。
LoveBookではワクワクドキドキする空間を演出したく、本型のボックスに南京錠をつけて開けてもらうというサプライズがボックスに隠されており、LoveBookのデザイナーがどうしても譲ることのできないこだわりポイントの一つでした。
しかしながら本来、紙と金具は相性が悪く、耐久性がないといわれており、この時も、度重なる打ち合わせと試作を繰り返し、数か月かけてボックスを完成することが出来ました。
LoveBookはメリアルームにとっても岩嵜紙器さんにとっても、とても思入れのある商品です。メリアルームに長年携わって下さっている担当者様は、「私たちが今まで手掛けてきた様々なクライアント様の箱の中で、５本の指に入るほどLoveBookの制作～完成までは本当に大変だった！（笑）」とお話されていました。
そんなLoveBookのボックスを制作する風景を見学させてもらうのは、メリアルームスタッフ全員が初めてのこと！ボックスを制作してくださっている箱職人の皆様は、迷うことなく手を動かし、LoveBookの細かなパーツを組み立てていきます。
両手に収まるほどの小さなLoveBookに、様々な種類の紙やリボンなど細かいパーツをセットしていきますが、少しずれるだけでピッタリと収まらなくなります。「技術が必要！」そう一番に職人の方がお話するくらいLoveBookを制作するのは難易度が高いそうです。
まさに職人技が光る制作風景で、終始感動の時間でした。こうして制作をしてくださっている皆様の想いもLoveBookの一部として大切に込められているのだと感じました。
研修の最後には、これまで岩嵜紙器さんが手掛けてこられた数々のボックスを見せていただく機会がありました。同じお菓子を入れるボックスでも何一つとして同じものはなく、商品を連想させワクワクドキドキするパッケージが並んでいました。
クライアント様からデザインの案をもらい、「贈りたい」「開けたい」「とっておきたい」と思ってもらえるよう、より商品をより輝かせ、安心安全にお客様の元へ届ける為に最大限の知識や想像力を活かしてパッケージに落とし込む。
それはお渡しする瞬間を想像しながら制作をするメリアルームも同じ、形は違いますが「ものを作る」企業として共通点を感じた瞬間でした。
メリアルームでも、商品だけでなく開ける前からワクワクして欲しいという気持ちがあります。そのため、メリアルームの商品を入れているボックスや梱包ダンボールは全てオリジナルで企画。贈る方も、贈られる人も、開ける前から「ワクワク・ドキドキ」を楽しんでいただけるようご用意しています。
フラワーギフトへの想いと共に花作りの技術を培ってきたメリアルーム、それに箱職人やガラス職人など、専門職人の皆さまたちの技と力が加わって、どこにもない世界に１つのメリアルームギフトが完成しています。
これからも感動をお届けする最高のギフトをお届けできるよう、皆様にご協力いただきながら頑張って参ります。引き続きよろしくお願いいたします。
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