こんにちは、メリアルームの西井です。
2023年も折り返しとなり、梅雨らしいお天気が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。メリアルームのディスプレイもすっかり初夏を感じるような爽やかなグリーンを基調としたお花となりました。
近年はコロナウィルスの流行が続いておりましたが、マスクの着用が任意になり、「5類」へ引き下げられ、通常の生活が少しずつ戻ろうとしていますね。
メリアルームもコロナウィルスの影響を受け厳しい情勢が続き不安な時期もございましたが、皆様に支えていただきながら、昨年の12月に10周年を迎えることができました。
11年目の「メリアルーム」もどうぞよろしくお願いいたします。
「アートフラワー(造花)が持つ、無限の可能性を広げる」を企業理念に掲げ、日々お客様の大切な1日をサポートしているメリアルーム。それは私たちだけの力では、実現できずパートナー様があって今まで沢山のお客様のサポートをすることができたと考えています。
10年という節目を迎え、気持ち新たに11年目がスタートしたところで、先月メリアルームを支えてくださっている製造会社様にお時間をいただき、「物作り」の現場を実際に拝見をさせていただくお時間をいただきました。
今回は1300年の歴史を持つ「美濃焼発祥の地」として有名な「岐阜県多治見市」にお伺いし、「陶磁器・食器」「パッケージ」を制作している3社のものづくりの場の見学をさせていただきました。
それぞれ新たな発見が多い時間ではありましたが、特に「陶磁器」を見学させていただいた際に感じたことをお話させて頂きます。
普段何気なく使用している食器には「美濃焼」が多く使われています。今回はそんな美濃焼の陶器が完成するまでの工程を見学させていただき、実際にマグカップの制作なども体験させていただきました。
職人の皆様は発注された内容をもとに、「型の制作」「取手付け」「薬品の塗り付け」「焼き」等、各パート事に分担制で制作をしています。
その工程の一つ「取手付け」「薬品の塗り付け」を体験させていただきましたが、次々と流れてくるマグカップに、数ミリ単位で調整し取手を付ける工程は、緊張張り詰める作業でした。
職人の方は1日で何千本とつけているとのことでしたが、迷うことなく制作している姿は「職人」を感じる光景でした。
製造工程毎に職人の方のこだわりや作業についてお話をお伺いしましたが、普段何気なく使っている食器は、こんなにも人の手が加わり作られているのかと、改めて知ることができた時間でした。
そして人の手が加わるということは、言葉で表すことができない職人の「感覚」が大切なのだと感じました。また「人」が必ず携わることで「安心」して商品を制作・消費者の元にお届けができているのだとも思いました。
それは一つ、一つ手作りをしているメリアルームも大切にしていることです。
近年物作りは「機械」が進化し、「人」の手が加わらずモノづくりも増えてきています。しかしながら長年愛されている物は必ず「人(職人)」が作り、「感覚」を大切に制作しているのだと感じました。
11年目に突入したメリアルームも、大切にしていた「作り手のぬくもり」を感じてもらえる物作りを続けていこうと改めて思える時間でした。
改めまして11年目を迎えたメリアルームも、よろしくお願いいたします。
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